昨今のデイサービス事情

デイサービスが抱える悩みや解決する術を語る

求められているのは介助だけではない

デイサービスではただ身辺の介助をするだけでなく機能訓練をすることが求められるようになってきた。利用者やその家族の立場からも機能訓練をして欲しいという声が大きくなり、利用の相談のときに対応してくれるかどうかを質問する人も増えている。機能訓練を実施できるようにすると介護報酬についても加算できるので施設の運営をするうえでは重要なポイントになるのは確かだ。ただ、どのようにして機能訓練を実施可能にするかは大きな課題で、対応の仕方に悩んでいる施設は多い。単純に機能訓練指導員を雇用して人材を確保すれば解決するというわけではなく、設備や備品なども考慮して機能訓練を実施できる体制を整える必要があるからである。

このような際に有用なサービスとして機能訓練に長けている専門特化型の派遣サービスが挙げられる。機能訓練指導員として経験を積んでいる人材を現場に派遣してくれるだけでなく、設備や備品の選定という観点からもサポートを受けられるのが特徴だ。現場の状況を考えて何があれば速やかに対応できるようになるかを提案し、場合によっては設備や備品の調達もサポートしてもらうことができる。さらに、雇用している職員の教育指導も担っているサービスもあり、長期的に見れば今の人材で機能訓練を行えるようになる可能性も高い。このような多角的なサポートがある派遣サービスを利用すればすぐに機能訓練に対応でき、将来的にも安心できる体制を整えることが可能なのだ。ちなみに、【注目の「機能訓練」を支える仕事】というサイトで、デイサービスで行う機能訓練の具体的な内容や介護士としてできることが紹介されているため、気になるなら読んでみるといい。